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私が自分を否定しない理由

いながきです。

今日は少し志向を変えて、普段の私について書いてみますね。

自己否定がもたらすもの

20年くらい前の自分(30代前半)は、自分に満足できていなくて、自分のことをディスることが多かったと思います。実際、不満がたくさんあって、いつも不機嫌。生き辛さという考えは当時なかったけど、常に何かしなくちゃって動いていましたね。

周りの環境を変えられもしなくて、インプットばっかり。

手段が目的になっていたので、行動すればなんとかなるという考え方。

これでは実際うまく行きません。

あるころから、自分を改め始めました。

それは、起業したと言うこともあるし、自分を変えるメソッドを作ったと言うこともあります。その結果、自分を律して、先を見て考える癖が生まれました。目の前のことではなく、それが将来役に立つのか、何をもたらしてくるのか。点であった自分が線になっていきます。

イライラしている人ができないことは、これ。

イライラしているとどうしても、その苦しみから逃げたくなります。他人攻撃をする人もいるし、自分を陥れる人も。頭では分かっているのに、止まらない。これは理性ではなく、衝動がそれをさせています。

言い換えれば無意識の反応です。

だから、普段は気をつけていても、つい、やってしまう。

衝動を手懐けないと人は変われません。

なぜ衝動が頻繁に来るのか?

これは性格ではなくて、心でもなくて、過去の学習です。

こんなことはないでしょうか?

子供の頃、『お姉ちゃんだから我慢しなさい』と育つと、
慢が常になって、自然と我慢してしまいます。

親の前では、自分は我慢しないといけない・・①

親の前でなくても、例えば、上司や夫の前でも、
つい自分を押さえてしまう。頭では、自分の方が正しいのに、
譲ってしまう。

これをちょっと抽象度を上げて考えます。

親、上司、夫→自分より偉いか強い人・・・②

①と②を組み合わせると、

親の前では、自分は我慢しないといけない・・①

自分より偉いか強い人の前では、

自分は我慢しないといけない・・・①+②

人は苦しみを避ける傾向にありますので、
怒られたくないですから、自然と①を行い、
類似する②にも同じような行動を取ります。

結果として考える間もなく、我慢できます。

我慢してもいつか限界が来る

我慢も苦しみですから、これを避けようと
30代くらいから心理学に答えを求め始めます。

でも、心理学は理屈が分かるだけで、
衝動を収めるのは精神力、意志力となります。

実は違っていて、私の開発したメソッドでは、
衝動の再学習によって、別の衝動へ
切り替えることができます。

親の前では、自分は我慢しないといけない・・①

これを、

親の前でも、自分を出して良い・・・・・・・①’

に変化させます。当然、②も同じように変わります。

衝動を変えるには?

頭の理解では、理性的なので無意識層に影響を及ぼすことは難しいです。

無意識レベルでの再学習を促すメソッドを使えば、
意識しなくてもその瞬間から言動が変わります。

見える景色、解釈も変わります。

これがエモーションフリーです。

人は緊張すると身体が固まる

身体が固まって自由な発想は出ません。

むしろ、防御するための思考(頭の中での攻撃、論理的抵抗)をします。
余裕はなくなり、その場を切り抜ける(苦から逃れる)に終始します。
衝動があるときはいつもこれです。

痴漢も、依存も、寂しさもそれでしょう。
頭では分かっている、でもどうしようもない。これが衝動です。
あなたが、衝動を抑えられないのは理屈を知ってアプローチをしていないからです。

絶対とは言いませんが、かなりの高確率で衝動は止まります。

お金の使い方が変わった方、人間関係が改善した方、夫婦関係が改善した方、毒親問題が終結して幸せな結婚をした方、怒りを我慢せずに起こらなくした方、いろいろいます。

考え方を歪める衝動を緩和して、より平和的に解決することができます。

これがエモーションフリーです。

1回のセッションは10分程度で、多くのセラピストがいます。
再現性のある、身体を使ったメソッドです。

衝動が激減したので、自分否定もしていません

がんばったわけではなく、エモーションフリーで気になることを減らしたので、
ほとんど衝動が来ていません。

だから、自分を否定しなくなりました。

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株式会社ぷらぐ代表
稲垣正信
20年以上、セラピー関連の業界で仕事をしています。多くのセラピストを作ってきていますし、自分自身、会社をやりながら、どうしたら売れるかを追求してきています。その知識や経験を、コンサルタントとして提供しています。